オフィスSOYAMA 働く人インタビューvol.2 中途採用 寺田さん
今回は、2022年1月に中途採用で入社した寺田さんに、入社前のことや現在の業務内容などをインタビューしました。
寺田さんは、私が図面の作成で困っているときに声をかけてくださったり、教えてくださる優しい方です。
また、自己紹介の時に「新人の寺田です」と冗談を言う面白い一面もあります!
—本日は宜しくお願い致します。
まず、内装業界歴はどのくらいですか?
30~40年くらいです。
最初は家具屋で20年ほど働いたのち、家具屋の仲間8人ほどで会社を立ち上げ、百貨店の化粧品売り場の什器を主に製作・管理をしていました。
—オフィスSOYAMAでの仕事内容を教えてください。
今は、内装設計や建築設計の現場管理、見積もりや発注をしています。
—現場管理の仕事とはどういった内容でしょうか?
簡単に言うと、設計者と職人さんの間の仕事、職人さんに説明して、設計者の図面通りに進められるようにする仕事です。
工程管理・品質管理・安全管理もします。いつ何の専門業者が現場に来て作業してもらえるといいのか考え、業者の手配をしたり、材料の発注もします。
現場の舵を取るのが現場管理の仕事です。現場管理がいないと現場が進められません。
あとは設計者さんとのコミュニケーションも大事です。「何をどう見せたいのか」を把握して、製作が難しい物も製作できる形に持っていくことも仕事の一つです。
—転職活動の際にどのような視点で会社を探していましたか?
以前働いていた会社と同じような職種を探していました。
色々な会社から声もかかっていましたが、特に転職活動はしていませんでした。
そろそろ働こうと思ったタイミングで知り合いにオフィスSOYAMAを紹介していただきました。
—オフィスSOYAMAに入社を決めた要因は何ですか?
社員に知り合いがいないことと、自分の力が通用するのか確かめてみたいと思ったからです。
オフィスSOYAMAを紹介してくれた方以外、会社に知り合いがいない為、しがらみがなく、働きやすいと思いました。
また、若い社員が多い印象だったので、そういう方々に自分が持っている知識を伝えていきたいという気持ちもありました。
—実際に働いてみて、入社前と入社後のギャップはありましたか?
意外とありませんでした。
—入社後、一番に任された仕事はどんな仕事でしたか?
歴史のある公園内に建つ施設の内装工事の現場を任せてもらいました。
その現場では、何十本もの木ルーバーを自社工場で製作することになり、設計さんとの打ち合わせから参加し作り方を検討しました。
—現場での1日の流れと苦労した点をお聞かせください。
公園がオープン前の8時スタートで、資材や材料の搬入をします。その後は、自分たちで朝礼を行い、工事に入ります。17時に終了します。
苦労した点は、思っていた以上にうまくいったのであまりないのですが、
強いて言えば、着工が遅れたことで、業者さんの手配をずらさなければならなかったことが大変でした。
—その現場でうまくいった点はありますか?
壁面に木ルーバーを取り付ける際に、木ルーバーのピッチ(間隔)は図面上で決まっていますが、絶対にどこかで伸びてしまいます。
伸びた分を納まる方法を考えながら取付をして、実際に納まったことはよくできたと思います。
寺田さんが工夫して納めた木ルーバー(施設全体に木ルーバーが広がっています!)
—チームメンバー、業者様とはどのように信頼関係を築いていきましたか?
オフィスSOYAMAに新しく入ったメンバーとして、皆さんは「この人はどういう人なのか」構えていると思います。
やることをやっていれば、皆さん見てくれているはずですので、仕事をしていくうちに信頼関係が築けると思います。
—この仕事でやりがいや達成感を感じるのはどのようなときでしたか?
自分の立てた工程の通りに工事が終了したときにやりがいを感じます。
無理がある現場でも、どのように工夫したら現場が納まるかを考え工程を組んで、ぴったりに工事が終了したときは本当に面白いです。
—寺田さんにとっての施工管理の仕事とは?
「終わりのある仕事」です。
どんなにきつくて大変な現場も絶対に終わります。
よく職人さんたちに「終わらない現場はない」と言っていました。
—プライベートの趣味を教えてください。
やる気のないときは家でのんびり過ごしています。
元気があるときには家の裏に山があるので、草刈りや普段なかなかできない洗車をします。
—仕事の経験が私生活で役立っていると感じたことはありますか?
掃除です。塗装屋さんが塗装する前の掃除に使っている刷毛を網戸の掃除に使うと綺麗になります。
電球を変える時も、電球の種類がわかることは役に立っています。
—最後に、今後の目標を教えてください。
オフィスSOYAMAの若い人達に自分の持っている知識やノウハウを教えることです。
時代が違っても、基本的なことは変わっていないと思います。
職人さんに「どうして欲しいのか」を伝える方法なども教えていきたいです。
教えることを吸収してもらって自分の財産にしてもらいたいです。
インタビューを通して、寺田さんが「オフィスSOYAMAの若い人達に自分の持っている知識やノウハウを教えたい」と考えていることが分かり、
私も積極的にわからないことは寺田さんにどんどん聞いていきたいです。面倒見がよく、とても優しい人生の先輩がいる環境で仕事ができることを改めて良かったなと思いました。
これからも沢山お世話になります!
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