表参道飲食店 造作キッチン・吊戸棚
飲食店の造作キッチン・吊戸棚を製作しました。
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製作過程
● 吊戸棚
今回製作した吊戸棚は、エアコンカバーや目隠しなどの機能性もある吊戸棚になっています!
エアコンカバーのルーバーを製作。
スプルースという木材の種類の無垢材を、テーパー(写真のように先端に向かって細くなる形のこと)をつけて加工しました。
エアコンカバーを正面から見るとわかりませんが、エアコンカバーのルーバーは、エアコン側は三角形になっています。
このようにすることで、エアコンの風が通りやすくなります!
この吊戸棚の扉は、すだれのような生地を枠にはめ込んで製作しました。
生地が光を通すので、一気に和の雰囲気を出すことができます。
● キッチンカウンター
キッチンにメラミンを貼り、ペーパーで整えています。
キッチンカウンターには、ビルトインの食洗器が設置されています。
ビルトインの食洗器は、食洗器にメラミンを貼り付けて製作します。
今回のプロジェクトもキッチンカウンターと同じメラミンを工場で製作し、現場で食洗器に貼り付けました。
カウンターの引き出しの前板の当たりをつけているところです。
カウンターのスウィング扉に取り付ける「グレビティヒンジ」という金物を掘り込んでいるところです。
造作家具には、表から見ただけではわからないような様々な工夫が施されていて、携わった人に聞かないと分からないという点もとてもかっこよく、造作家具の魅力だと感じました!
このプロジェクトの現場の流れの記事もアップしています!
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執筆者:近藤(オフィスSOYAMA広報担当)
2022年入社。会社のHP・SNSを更新しながら現場管理や家具製作の勉強をしています!
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