工具紹介vol.3 昇降盤(縦引き)とは?
今回は、オフィスSOYAMAで自社運営している家具工場にある工具紹介第3段です!
第3弾は、昇降盤(縦引き)の紹介をします!
昇降盤(縦引き)とは?
昇降盤は縦引きとも言い、木材を縦に平行に切断する機械です。長方形の木材を長辺の方向に切るイメージです。
直角と平行を出すことができるので、ほとんどの家具製作に使用されます!
そのため、家具製作には必須の工具です!
このように、側板に木材を当ててカットしていきます。
縦に切る・平行に切る以外にも使える!
■ 角度をつけて切る
昇降盤は、縦に切る・平行に切ること以外にも、刃に角度をつけて平行に切ることもできます。
この写真のように、木材の上部に角度をつけて切断することもできます!
■ 溝を掘る
また、昇降盤の刃を変えると、違った使い方ができます。
この刃は、縦に平行に切る際に使用する刃で、いつも使用している刃です。
この刃は普段の刃より厚みがあり、溝を掘ることができます。
このように溝を掘って部材をはめ、家具を製作します。
■ エッジの加工
また、この刃は天板のエッジ(端)などに銀杏面という加工を行うことができます!
銀杏面とは、額縁などにも使用される面取りのことを言います。丸みのある面取りを行うことができます。
今回は昇降盤をご紹介しました!
縦に切るということは、入社してすぐに教えて頂きましたが、それ以外に、面取りや斜めに切ることができることは知りませんでした。
刃を変えて作業をすることはほとんどないそうですが、機会があれば様々な刃を使用しているところを見てみたいと思います!
これらの機械を使って製作した家具は
実績紹介の家具製作ページから見ることができます。ぜひご覧ください!
弊社のInstagramでは、昇降盤を使用している動画をアップしています。
こちらから是非ご覧ください!
執筆者:近藤(オフィスSOYAMA広報担当)
2022年入社。会社のHP・SNSを更新しながら現場管理や家具製作の勉強をしています!
私の自己紹介記事はこちらからご覧になれます!