オフィス造作家具 造作壁面棚
今回は、ある現場で取付を行ったRの壁面棚の工場での製作過程・現場での取付過程についてご紹介します!
このRの壁面棚は、4500R(半径4.5m)あり、4mを超える大きな什器です。
この大きな什器が工場と現場でどのように製作されたのか製作過程もご紹介しています。
是非最後までご覧ください!
工場製作過程
棚板を繋げた状態
自社工場で製作した棚板は、ワイドが長いため分割して納品します。
ジョイント(分割のつなぎ目)部分は現場で簡単に繋げられるように、
ラメロ社の「Pシステム」という取付金具を工場で仕込みます。(工場ではラメロと呼んでいます!)
ラメロのPシステムとは、写真のようにジョイント部分に取り付ける取付金具のことで、
カチッと嵌めるだけで部材同士を簡単に繋げることができます。
ジョイントを繋げる「ビスケット」と同じ用途ですが、ビスケットよりも簡単に繋げることができ、
現場での手間が省けるため、作業効率が上がります!
現場で、「ビスケット忘れた!」「入っていない!」ということもなくなります。
工場で分割した状態で納品し、現場で繋げて組み立てていきます。
現場取付過程
R壁面の軽鉄工事のうちに、「インロー」と呼ばれる金物下地を仕込んでおきます。
Rの壁面を建ててから、棚板・側板を取り付けます。
棚板は事前に仕込んでおいたインローに差し込んで、取り付けます。
インローを仕込んでおくと棚板に物を載せても強度を保つことができます。
またインローは外から見えないため、取付金具等もなく見栄えがすっきり見えます!
完成した壁面棚は、写真の状態から間接照明やモニターが取り付けられ、本や雑誌などが展示されました!
今回紹介した造作壁面棚のように、工場で側板・棚板を製作し
現場では下地を取り付けて組み立てる造作家具も製作しています。
自社工場で製作し、自社の管理者のもとで取付まで行うため、連携がとりやすくなっています!
また、納まりや取付方法なども、使い勝手を考慮して現場ごとに考えています!
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執筆者:近藤(オフィスSOYAMA広報担当)
2022年入社。会社のHP・SNSを更新しながら現場管理や家具製作の勉強をしています!
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