表参道飲食店 現場の流れ-前編-
オフィスSOYAMAでは表参道の飲食店の施工を行いました!
現場調査から始まり、墨出し・配管・配線・軽鉄組み立て・土間打ち・ボード張りなど、たくさんの工程があります。
協力業者さんのご協力のもと着々と工事が進み、先日無事完工しました!
今回は、現場の流れをご紹介します!
現場調査
まずは、着工前の現場の状況を確認し、図面の寸法で施工が行えるか・問題はないかなどを確認していきます。
墨出し(すみだし)
図面通りの寸法に墨を引き、施工する際に必要な軽鉄や型枠などの高さや位置を出していきます。
配管・配線
配管や配線を引く作業もします。
今回は、厨房機器の給水管・排水管の配管作業を行いました。
これから、厨房機器が届き次第、つなぎ込みをします。
配線作業は、照明・スイッチ・調光・外部サイン・防災機器の配線を行いました。
軽鉄(LGS)組立
スタッドとランナー、振れ止め、スペーサーを組み立てます。
軽鉄は、軽量鉄骨下地(LGCとも呼ばれます)といい、壁や天井の下地として使用されます。
上下に配置したランナーにスタッドを差し込み、振れ止めやスペーサーで固定します。
土間打ち
調理場部分は土間打ちを行いました。
土間打ちとは、分かりやすくいうと、床面にコンクリートを打つことです。
セメント・砂・砂利を混ぜて、土間を打っていきます。
今回のプロジェクトは、金鏝仕上げで仕上げていきます。
金鏝仕上げは、金鏝という金属製の鏝で押しながら表面を綺麗に仕上げていく仕上げ方です。
ドロドロだったコンクリートが、段々と綺麗な平面になっていく様子は見ていて面白いです!
乾く前の状態ですが、とても綺麗な土間に仕上がっています。
ボード張り
組み立てた軽鉄に、石膏ボードを貼り付けていきます。
ボード張りは、壁面・天井のクロスや塗装の下地となります。
壁や天井が形になってきました!
パテ処理
壁と天井のボードを張った後に、パテ処理という工程を行います。
パテ処理は、ボード同士の隙間や、ボードに打ってあるビスによる凹凸を、パテという粘土のようなもので埋めていく作業です。
後編はこちらからご覧になれます!
弊社のInstagramに、土間打ちの様子のリール動画をアップしましたので、こちらからご覧ください!
このプロジェクトの施工事例はこちらからご覧になれます!
執筆者:近藤(オフィスSOYAMA広報担当)
2022年入社。会社のHP・SNSを更新しながら現場管理や家具製作の勉強をしています!
私の自己紹介記事はこちらからご覧になれます!