工具紹介vol.4　横切盤とは？

今回は、オフィスSOYAMAで自社運営している家具工場にある工具紹介第4段です！
第4弾は、横切盤の紹介をします！

横切盤とは？

横切盤とは、木材を決まった角度に横に切ることができる工具です。
長方形の木材を短辺方向に切るイメージです。
昇降盤と同じように、直角と平行に切断することができるので、ほとんどの家具製作に使用されます。

横に切る以外にも使える！

横切盤は、角度をつけて切ることができます。角度のつけ方は２種類あります。

１つ目は、刃の角度を変えて、木材に角度をつけて切る方法です。
この方法は棒状の木材などによく用いられます。

２つ目は、定盤にセットする定規を作成し、角度をつけて切る方法です。

また、横切盤は、部材同士の継手によく使われる、「ホゾ」の製作によく使用されます！
ホゾとは、部材の継手同士を凸と凹で差し込み繋げる際の凸の部分を言います。
ホゾに横切盤で少し角度をつけて製作すると、抜けにくくなり強度が増します。

このように、凸と凹を組み合わせてつなぎ合わせます！

その際の凸部分を横切盤で製作します！

安全に使用できる！

横切盤は、昇降盤と違い、刃の近くまで手を近づけることが少ない工具です。
そのため、安全に使用できることも特徴です。
刃の上に安全装置も装着するため、けがのリスクが少なく安全に作業が行えます。

今回は、横切盤を紹介しました。
昇降盤と同じく、横切盤も横に切るだけではなく、刃の角度を変えたり、角度をつけて切ることができます。
前回紹介した昇降盤と横切盤がほとんどの家具製作に使用されていると考えるとすごい工具だと感じました！